世間でいうと社会人数年目くらいの年齢となり、そろそろ自分の力で生きていくという現実-Reality-がきつく噛みつき-Bite-始めたくらいの時期、夢が夢想になり始め、友情、恋愛、社会生活、の様々な局面を必死にもがき生きる90年代のジェネレーションX層の若者の日常を描いた甘くて苦い青春映画。Ben Stillerの初監督作品。1994年。
映画雑食記。実話を元にしたヒューマンドラマが好みのはずなのに、わけあって雑食鑑賞生活しています。映画以外にも、本、ギャラリー、芝居、音楽などもたまに載せます。かも。
自分の生活のために人を殺す。悪を働く者を殺す。善良な市民を殺す。ヒロイズムと非道のグレーな境界を淡々と描く作品。
『Lost in Translation』の主役で出ていたBill Murrayの29歳のときのデビュー作。アメリカ文化特有のサマーキャンプの話。サマーキャンプ=親は子供から解放され、子供はアドベンチャラスな思い出作りができ、キャンプで子供の面倒をみる10代20代の若者(キャンプコンサルタント)も健康的に若いエネルギーを費やすことができる。なんとも健全で合理的なシステム。当初、複数のキャンプコンサルタントを中心とした話にする予定が、Bill Murrayの演技があまりにすばらしいため彼を中心とした話になったとか。(by Amazon.comの書評)。デビュー作でそんな逸話を残すとは。。
士郎正宗氏のSF漫画を原作とした劇場版『APPLESEED』(2004年)の続編。サイボーグ、バイオロイドとかあんまり興味がない上に、アニメもジプリ作品が好みだったりして、はっきり言って『AKIRA』とかこの手のSFアニメって真面目に観たことがなかったけど、実際観てみるとなかなか面白かった。(なかなかとかいうとコア・ファンの方々に怒られると思いますが。)ハリウッドで制作されるような、ハイテク・近未来・対テロ戦闘のような要素で描かれる映画が生身の俳優を使う変わりにアニメーションで描かれている。という感じ。3DCGをセルアニメっぽく処理するという手法で作られているそう。観たあとに本作のことを色々調べてみて、作品世界の背景やキャラクター設定、など映画では語られていない部分も豊富に検討されていてなかなか深い。順番が逆になったけど、前作もみてみたい。
第二次大戦時に数奇な人生を生きた、あるオーストリア人登山家の実話に基づく話。
| 会期 | 2009年8月1日(土)~10月4日(日) | |
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| 会場 | 東京都美術館 | |
新聞記者Russell Croweが国会議員Ben Affleckの女性スキャンダルと同時期に起こった殺人事件を追い、次々と新しい事実を発見するも、最後に大どんでん返しの思わぬ結末で終わる。ポリティカル・サスペンスというジャンルらしい。