オスカーのドキュメンタリー部門賞をとった、話題の問題作。日本でも公開が決定した議論沸騰の告発映画。和歌山県太地町でのイルカ漁を隠し撮りした映画。60年代にアメリカで大流行し、現在のイルカショーという分野をつくるきっかけになったTV番組Flipper (わんぱくフリッパー)でドルフィントレーナーをしていたが、番組内で調教していたイルカの死をきっかけに改心し残りの人生をイルカ解放のために費やしている活動家のRic O'Barryが中心となって太地町でのイルカ漁の現場を隠し撮りしてくるという内容。
Louie Psihoyos監督。2009年。
Louie Psihoyos監督。2009年。
映画の公開と同時に、隠し撮りという撮影手法からはじまり、キリスト教的価値観の押し付け、日本文化、生きるための殺生、環境テロリスト、捕鯨問題、などをキーワードに、おのおのの文化と政治と思想を総動員して賛否両論が繰り広げられている。日本人は特に映画に対する反対派多数。太地町が日本にあったため日本人が批判対象となり反対派が多い様子。これが日本以外の国で行われていてもこれほど関心を集めそして反対派が多かったのかどうかは不明。
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