2010/01/30

Pretty in Pink

Sixteen Candlesと同系色の80年代アメリカンティーンの淡い初恋話。
Sixteen Candlesの監督が脚本し、Sixteen Candlesの主役ガールMolly Ringwaldが主役ででている。

全キャラクターの気持ちが淡くて淡くて切なくて、でも元気をもらえる映画。80年代のファッションも存分に楽しめる。
家と仕事の往復に疲れきった大人諸君に是非。

Howard Deutch監督。1986年。

2010/01/29

Surrogates | サロゲート

人々は危険から身を守るため、分身となるロボット(=サロゲートと呼ばれる)を自宅から操作して生活する未来世界。ロボットが壊れれば交換すれば良いので、怪我、痛み、恐怖のない世界。ある日、殺人ならぬ殺サロゲート事件が起きる。しかし、あくまでもサロゲートが殺されたのでありオペレータである人間は無事なはずであった。が、自宅で操作していたサロゲートのオーナーも同時に死んでしまうという、恐怖フリーのはずのサロゲートのコンセプトを根底から覆す事件が発生した。我らがBruce Willis演じる主人公のFBI捜査官は事件の操作を開始し、巨大な思惑に巻き込まれていく。


便利さや完璧さを追求しすぎた世界を描くジャンルのSF。Gattaca(ガタカ)とかEquilibriumと同類作品。
Jonathan Mostow監督。2009年。

2010/01/14

District 9 | 第9地区

メジャークラスに昇華したインディーズ作品という雰囲気の映画。

南アフリカの上空に地球外生命体の宇宙船が現れた。が、故障してそこから動けない。乗組員の宇宙人"prawns"(=エビ、エビに似ているから?)が地上に降りてきて生活を始める。南アフリカ政府は彼らを難民隔離地区District9(第9地区)に入れて監視していたたが、スラム化がひどくなったため、人間から完全に隔離すべく新しく作ったDistrict10(第10地区)にエビたちを移管するプロジェクトを開始した。このプロジェクトの担当マネージャーだった主人公は、エビたちに強制立ち退きを告げる任務で第9地区に入る。あるエビの家宅捜索を行っていたときに見つけた不思議な液体の入った物体を持ってフザケていたところ、物体が壊れ、液体を浴びてしまい。。。
宇宙船とか、エビとか、SFな設定だが、実は人間の身勝手さを描いた作品。予想外にジンとくる内容。

監督、脚本、特殊効果、広告となんでもこなせる器用なNeill Blomkamp監督。2009年。第82回アカデミー賞ノミニー作品。

2009/12/23

AVATAR | アバター


12月23日、ついに日本一般公開開始。感想、美しい!James Cameron監督が14年の構想と4年の制作年月を費やして完成させたという最新3Dテクノロジーを駆使した映画は、美しかった。監督の創造力と想像力とそれをビジュアル化した製作チームに拍手喝采っ。

ストーリー: 地球から4.4光年離れたところに存在する「パンドラ」という惑星で採れる鉱石を求めて地球人が「パンドラ」へ遠征に行くが、美しい自然とともに暮らしている現地人・ナヴィ族との間で戦いが始まる。地球からスパイとしてナヴィ族の中に送り込まれた主人公は、やがてパンドラの自然とナヴィ族の美しい心と生き方に触れてナヴィ族とともに身勝手な地球人と戦う道を選ぶ。
パンドラでは通常の体で酸素呼吸ができない地球人は、現地人と地球人のDNAを融合した現地人の外観を持つ有機体(アバター)を作り出し、意識を連結させることでこのアバターの体を自在に操ることができるようにした。(アバターという単語と発想は、Wiiとかセカンドライフで有名になったけど、95年からこの発想があったCameronはやっぱり先鋭的?)

劇場は、IMAXシアターに行くことを強くお勧めしたい。IMAXは、通常映画館の数倍のドでかいスクリーンをもシアター。そもそも2D映画でも映画の中にいるような感覚を与えることを目的につくられたシアターで、飛行感覚や自然界の表現に俄然強い表現力を発揮するのに加えて、"AVATAR"は最新3D技術で飛行シーンや大自然のシーンが8割を占める。IMAXの機能をフルに発揮できる映画なんです。

2009年。James Cameron監督。

2009/12/22

The Hangover



アメリカでハリーポッターに次ぐ大ヒットを記録したというのに日本で未公開の幻のコメディ。バチェラーパーティー(結婚直前の新郎の男友達が集まって新郎の独身最後の夜を祝うアメリカの風習。)のために、ラスベガスに行った4人の男がパーティーの翌朝目覚めるとまったく何も覚えていない、というところから始まる。何故かホテルの部屋に赤ん坊やトラがいたり、マットレスがホテルの屋根にひっかかっていたり、乗ってきた車がパトカーになっていたり、4人のうち1人がいなくなっていたりするのを少しずつ証拠を辿って昨晩一体何が起こったのかを紐解いていくという話。アメリカ人受けするネタが多いけど、日本人でも十二分に笑える。
2009年。Todd Phillips監督。

2009/12/15

Four Christmases | フォー・クリスマス


双方の両親が離婚しているカップルが、それぞれの親元でクリスマスを過ごすはめになる話。親が4人いるから4回クリスマスをすることになるので、タイトルが"Four Christmases"。(まんま、カタカナにすると複数形が表現できてないことに気づいた。"4つのクリスマス"とかにすればよかったのに。)
はっきりいって、全然面白くなかった。。。
2008年。Seth Gordon監督。


映画と関係ないけど、Vinceは、"Mr.&Mrs. Smith"でブラピと競演した後、その映画が原因で離婚したブラピの元妻Jennifer Annistonと別の映画で競演して付き合ってた。すごい展開。。

2009/12/11

2012

天文学に秀でていたとされる古代マヤ人が予言している(※)とされる2012年人類滅亡説を描いた作品。
話は2009年にある地質学者が異常な地温上昇を発見したところから始まる。大地殻変動が予測され、すぐさまアメリカ大統領を頭領とした国家非難対策チームがつくられ、現代版ノアの箱舟が中国とチベット国境の山脈に建設される。箱舟には当然全世界の人口が収まるわけはなく、選民と建設費用を捻出するために10億ユーロ(約1,300億円)に設定された乗船券を購入できる富豪のみだった。
主人公は、John Cusack演じる小説家とその家族。異変を偶然に早い段階で感じ取った主人公は、自分たちもノアの箱舟に乗れるよう車、ヘリ、ジャンボジェット機などをひったくりながら(ほんまかいな。。)アメリカから箱舟の場所まで必死に向かう。地殻変動が起こった際にヒマラヤ山脈を大津波が襲うシーンは圧巻。
まー、私は箱舟に乗らない(乗れない?)方の人間であることは間違いないけど、地球のためにはこれが実際に起こっても良いと素直に思えてしまった。。。
Independence Day、The Day After TomorrowのRoland Emmerich監督。2009年。


※滅亡を予言しているわけではなく、マヤ人の使っていた長期暦が2012年のクリスマス頃に次の区切り(私たちの暦でいうところの、大晦日)を迎えるということらしい。詳しくは、WEB検索してください。

2009/11/20

Inglourious Basterds | イングロリアス・バスターズ

面白い☆
Quentin Tarantinoが10年以上の歳月を掛けて書き上げた最高のスクリプトに、最高の役者を混ぜ合わせて、最高に美味しい映画ができました。

時は第二次世界大戦時、ナチス占領下のフランス。戦争を終了に導いたナチス全高官暗殺事件を描く。(もちろん、Tarantino流フィクション。)
全編を通して登場するSS(=ナチス)の高官、通称"ユダヤ人ハンター"と呼ばれる男ハンス・ランダが物語のキーパーソン。ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語を流暢に操り自分の職務に高い誇りを持っているこの恐怖の男を演じたのはオーストリア人のChristoph Waltz。彼自身、この4つの言語を操れる役者であまりの適役ぶりに第62回カンヌ国際映画祭では男優賞を受賞している。当初この役はLeonardo DiCaprioが候補だったらしいが、DiCaprioじゃなくてよかった。
これに、Brad Pitt演じるテネシー州なまり満開の荒くれ米軍極秘部隊長が映画に滑稽さと華を添えて、最高のエンターティンメントに仕上がっている。
ちなみに、英語タイトルのスペルが間違っているのは本意は知らないが「Tarantino流のスペルだ」と監督本人が言っているとか。
2009年。Quentin Tarantino監督。

2009/11/14

A Christmas Carol | Disney's クリスマス・キャロル


英国のクリスマスの定番話で、英国民で知らない人はいない話らしい。アメリカもそうらしいので、多分英語圏はどこも同じ状況だろう。ウォルト・ディズニーによるこの定番話の全編CGリメイク作品。


人生を楽しむことを忘れた街一番の嫌われ者である主人公のスクルージおじさんが、あるクリスマスの夜に体験したことを契機に人生を大いに楽しむようになり街一番の人気者になるという、教訓話。

Don`t be such a scroose.(そんなにスクルージになるなよ)。パーティの場なんかで、一人だけ盛り下がってたりすると、こう言われるのはあまりに普及し切っているこの話のため。
ちょっとディズニーにしては怖すぎ?な演出もあるけど、子供も大人も楽しめるクリスマス映画。3Dを意識した絵作りなので、可能ならIMAXシアターでみるのをお勧めしたい。

2009年。Robert Zemeckis監督。

2009/11/08

Drag me to the hell | スペル

「負債をご返却いただけない場合は、担保となっているご自宅を差し押さえることになっておりますので、退去をお願いいたします。規則ですから、ご理解ください。」なんてサラリーマンなら顔を能面のようにして繰り返せるこんな仕事場での台詞。この主人公は運わるく、家を取られたらもう何も残らない老婆を相手にこの台詞をはき、逆恨みされてしまった。ほどなく亡くなったこの老婆は、ありったけの悔しさをつめ込んで主人公に呪いをかける。あとは、この呪いを払うために主人公が四苦八苦する話。死の呪いを解く方法は、別の誰かにその呪いを移すことだとしたら、人はどうするのか?
ところで、この老婆が本当に怖い。特殊メイクでホラーっぽくしていて怖いというより、本当にそこらへんに居そうな感じの老婆なのが怖い。
結末は賛否両論かも。

スペル=呪文。※へー。感心な意訳タイトル。
The Evil Dead (死霊のはらわた)、Spider-Man(スパイダーマン)の Sam Raimi監督。2009年。